自己破産 手続き
- 自己破産
自己破産とは、債務者の財産を清算するとともに、債務者の経済生活を再生する機会を確保する債務整理の手段をいいます。自己破産は、まず、債務者が自己破産の手続き開始の申し立てをすることから始まります(破産法15条1項)。申し立ては、申立書と所定の添付書類によって行われます(破産法20条1項、2項)。 債務者の免責する手...
- 民事再生(個人再生)
小規模個人再生の手続きが開始される要件は、「将来において継続的に又は反復して収入を得る見込み」がある個人であること、再生債権総額が5000万円以下であること、そして、債務者が小規模個人再生を求める申述をすることとされています(民事再生法221条1項)。債務者が小規模個人再生を求める申述をする際に、債権者一覧表とい...
- 任意整理
任意整理は、民事再生や自己破産とは異なり、裁判所の関与なく行われるため、簡易かつ迅速に行われるというメリットがあります。他方で、任意整理は手続が法定されていないことから、手続きの過程が不透明であるというデメリットもあります。 また、弁護士や司法書士が事件の受任をし、債権者に介入通知した後は、正当な理由なく弁済を要...
- 離婚の種類と手続き
このページでは、離婚問題のなかでも離婚の種類と手続きにスポットをあてて、くわしく解説してまいります。 ■離婚の種類このページをご覧になっておられる皆様は、離婚に種類があるということをご存知でしたか?「え!?離婚に種類なんてあったの!?」と驚かれる方も少なくありません。ここでは、離婚の方法で主な4つの種類についてご...
- 遺産分割協議
この協議を遺産分割協議と呼び、手続きを遺産分割と言います。 遺産分割は、原則どのような形で分割をするかは自由です。それぞれが実際に遺産を取得する方式のほか、相続人のうち1人が財産を取得し、その1人が他の相続人に代金を支払うなどの方式も可能です。遺産分割協議がまとまった場合、遺産分割協議書を作成することになりますが...
- 相続財産の調査
ただし、金融機関の預貯金については引き出しには煩雑な手続きを要します。具体的には、相続人であることを示すための資料として、被相続人の戸籍謄本と相続人の戸籍謄本、そして相続人の意思を確認するための相続人全員の実印を押し印鑑証明書を添付した相続届けを提出する必要があります。次に、不動産についてです。一般に、不動産は遺...
- 相続人の調査
遺産分割の協議が調わず裁判所に申し立てて遺産分割の審判の手続きを行う際に、添付書類として戸籍謄本は必要になります。具体的には、被相続人の出生児から死亡時までの全ての戸籍(除籍、改製原戸籍)謄本、相続人全員の戸籍謄本、相続人全員の住民票または戸籍附票です。相続人によっては、さらに戸籍謄本が必要になる場合があります。...
- 相続開始から申告までの流れ
被相続人が死亡すると相続が開始しますが、その手続きは煩雑であり、以下のような流れで行われます。 まず、七日以内に死亡届を市区町村に提出せねばなりません。これは必ず行われます。次に、遺言書を確認します。ない場合には省略されます。そして、相続人が誰なのかを確定させ、相続財産にどのようなものがあるかを明らかにします。